学び・敎育

【体験談】娘が塾の人間関係うまくいかなくなった時のこと(小5の時)

娘は小学5年生の時塾の人間関係がうまくいかなくなりました。

その年代のこどもにはまあ、わりとあるあるかな

その時我が家がどのような対処をしたのかをお話しします。
お子さんが塾で友達とうまくいかなくなった方の参考の一つになれば幸いです。

目次

塾での人間関係

いくら「勉強をするための場所」とはいえ、人が集まればそこに人間関係が必ずできます。
ましてや、思春期くらいの子供たちの場合はなおさらです。

そういう時「その塾を続ける」と言う選択肢の他にも「サクッと環境を変える」と言う選択肢もあります。

うちの場合はサクッと環境(塾)を変えました。

なぜならその方が楽だったからです。

こじれてしまった人間関係の修復は大人でも難問です。

以下うちの場合の体験談です。

気づいたきっかけ


お弁当を届けていたのですが、いつもより少し遅れることがあり教室まで持っていきました。
そしたら娘が一人で教室にポツンといました。

その場ではお弁当のみを渡し、帰りに近所のスーパーに寄りました。

そしたら娘と仲がいいはずの女の子グループ(娘以外の全員)が固まって楽しそうに食事を買っていました。

その光景に「ん?」と違和感を感じました。

娘に聞いてみたけど


帰ってから娘にそのことを聞きました。
「周りがこの頃スーパーで買うようになったからついていくのも面倒になっただけ。
別にけんかしているわけではないから気にしていない。」とのことでした。

うーん、そんな気軽な感じには見えなかったけど。と心の中では思いましたがそれ以上は言いませんでした。

その塾は少人数アットホームな塾で、休みの日にバスで遺跡巡りなど体験に連れて行ってくれる塾でした。

ある日、その体験から帰ってきた娘が泣きながら「行き帰りも含めずっと仲間外れにされた」と言いました。

「やっぱり」

少し鈍感なところがある娘は今日気づいたようですが、この前のお弁当のときから明らかにそんな感じだったよと心の中で思いました。

先生に相談したが


たまたま保護者面談があったのでそのことを相談しました。

「●●(娘)ちゃんはそんなことを気にするタイプじゃないですよ。
飄々としたタイプなので気にしなくてもいいですよ。」
との回答。

そんな楽天的な状況ではないと思いつつ「本人が悩んでるので気にかけてほしい」と伝えてその日は終わりました。

そのあと日に日に状況は悪くなっていっているようでした。
原因は娘が学校でも仲がいい女の子(Aちゃん)の取り合いとのこと。(意味不明ですが)

・Aちゃんと少しでも話したら意地悪な子(←娘談)(Yちゃん)が急に間に入ってAちゃんを連ていく。
・Aちゃんが具合が悪そうだったので大丈夫?と触れようとしたらYちゃんが娘の手を強く掃った

などなど
なぜ同性の友達の取り合いになるのかはよくわからないけど、もうこじれてしまっているのは確かのようです。

家族会議


夫も入れて家族会議を開きました。
「もうその塾やめようか」
と、夫。

もともとその塾は娘が少人数アットホームさを気に入り、選んだ塾です。
気に入って選んだところなだけに、娘は「辞める」という決断もすぐにはできない様子でした。

ドラマ「ガリレオ」の福山雅治演ずる湯川教授の言葉を使って今の状況を説明してみました。

「目の前に動物のフンがある。臭くてたまらない。そのときどうする?

なぜ臭いかを考え続ける?

他のところに行けばいいだけ。」
(みたいな内容だったと思います。)

娘はドラマガリレオの福山雅治のファンだったので納得しました。

塾を辞めるという決断に至りました。

(少人数塾のデメリット・・人間関係でもめたら狭すぎるから辛い)

今後のことも考えAちゃんの母親に事前に相談

Aちゃんの母親は私も仲が良かったので塾に伝える前に一応、先に「相談」という形で伝えました。

「Aちゃんとはこれからも仲良くしたいけど、今回はこじれてしまったので別の塾に行く」と。
「辞めるのはYちゃんの方よ!」と言ってはくれました。

まあ、すでに決めていたことなんですけど、今後中学高校で同じになる可能性はあるAちゃん母には事前に「相談」という形をとりました。
保険的な意味で親との関係を悪化させないようにしました。

後日Aちゃん母から塾に相談があった様子。
そのあと娘とAちゃん、その他中立の子を先生が呼び出し話を聞いた様子。(もう遅いけど)
みんなで泣きながら話し合ったとのこと。
Yちゃんから悪口をいわれるんじゃないか?とそれぞれが疑心暗鬼になっていたそうです。

思春期女子にありそうなことだけど、ちょっとこじれたら大人でもあるかもしれない。

塾に辞めることを伝える

お世話になったことのお礼、でも勉強の方に悪影響が出始めたので家族で話し合った結論だと説明しました。

辞めることを伝えたその足で新しい塾の見学へ行き、気に入ったので新しい塾へ申し込みました。


一度だけAちゃんのお母さんを通じて元の塾に戻ってこないか?と誘いがありました。

新しい塾で頑張るつもりと伝えました。

そして新しい塾生活はスムーズにスタートしました。

おかげさまで中学生になっても同じ塾で元気に通っています。

あの時あの塾に執着しなくて本当によかった。

まとめ

・塾でゴタゴタあったとき、解決で無理そうならさっさと環境を変えるのも一つの手。

・塾には多額のお金を払っているので先生にはどんどん相談していいと思う。

・勉強に最適な環境を保つことや生徒や保護者の相談に応じることも塾の仕事だと思う。

・そこに満足な対応がない場合はすぐに塾を変えるのも全然アリ。
(本人と十分相談の上)

・勉強をしに行くところなので勉強に集中できる環境が確保されないなら確保できるほかのところを探すのは大切。

・後から関係してきそうな母親には人間関係を完全に壊してしまわないように「相談する」など、事前に手を打ってっておくとなお安心。

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スタサプ